デジタル化と人員削減は本当に繋がっているのか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本日のNews Deep Diveはこちらの記事。

「オーストラリア紙大手 電子版完全移行で4割の人員削減が可能と試算 内部文書で判明 発行部数激減で」

紙媒体の人たちには非常に耳の痛い話ですよね。

ざっくり言うとこんな感じです。

・オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)などを発行する、豪新聞・雑誌大手フェアファクス・メディアが、紙媒体の発行を停止して電子版に完全移行した場合、編集職503人のうち、約4割の205人の削減が可能になる、との試算をまとめていた

・SMHは月曜から金曜日の発行部数が2013年から34%減少し現在は10万4155部に。エイジ紙も同じく38%減で9万7503部に低迷している

・ネットの普及による紙媒体の需要低下で、主要都市ではすでに雑誌発行をやめているところも

日本ではまだ徐々に徐々にの歩みですが

アメリカを始めとした欧米メディアでは

もはや紙をやめて

デジタルへ移行するということは完全に当たり前のことになってしまいましたね。

欧米では本というのは重くて持ち運びにくいものというイメージがあり、

日本のように単行本だけでなう新書や文庫など様々なフォーマットがないことも

紙の電子化へのスピードが早かった要因とも言われています。

そしてその抵抗感のなさが

新聞の電子化を促進する要素の一つなんでしょうね。

しかしそれにしても

このオーストラリアの話は結構大げさな気がするんですけどうでしょう?

電子版だと確かにレイアウト組んだりといった人たちは減らすことができると思いますし

紙の色調整とかを最終的に判断している人も職を失うのはなんとなくわかります。

しかし

結局中身のコンテンツを作る人はどうしたっているわけで

記者や編集者は変わらず必要な気がするんですよね。

これは単に、

この電子版への移行を契機として

使えない社員をリストラしようというだけだったりしませんかね?笑

コンテンつを作る労力は

紙でもWEBでも変わらないので(というか紙で要らなくなった職種はありつつ、WEBでは必要な職種も当然あるし)

電子版に移行するから社員が4割削減できますは幻想な気がするけどなあ。

もちろん印刷費とか輸送費とかそういうコストは削れると思いますが

デジタルはタダという概念に慣れてしまったユーザーに

課金を促すのはめちゃめちゃハードルが高く、

どの媒体もWEBにいったときはそこで苦しむんですよね。

なんにせよ

ユーザーのことを考えたときに

デジタルへの移行というのは避けられないものだと思うので

どうやってマネタイズするかは永遠の課題だと思います。

そういう意味で

元東洋経済オンライン編集長で現News Picss編集長の

佐々木紀彦さんは非常に先を見通したメディア運営をされているなと勉強になります。

彼の『5年後メディアは稼げるか?』は本当に名著だと思うので

メディアの運営やマネタイズを考えてる方は是非読んでほしい一冊です。(超有名な本なので皆さんご存知だと思いますが)

したっけ、またね!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です