『海街diary 7巻』吉田秋生:日常はエンタメになるという発見

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本日は久しぶりに漫画の紹介。

昨年映画化もした『海街diary』の最新第7巻です。

この漫画は発売するまでがとってもとっても長いことで有名ですが(とはいえハンターハンターほどではない)

前巻の6巻から1年半ぶり!

お前は人気アーティストのアルバムか!ってくらいの期間が空いてますね(どんなツッコミや)。

しかしそれでも発売されれば買ってしまう。

不思議な魅力に溢れた作品です。

作者の吉田秋生さんの漫画全般に流れている特有の空気感、

表現が難しいですが

理解していてあえて黙っている、そしてそれは相手も気づいている。

そんな空気が好きで、

ファンは(というか僕は)いつまでも待ってしまうし買ってしまうんだろうなあと思っています。(ちなみにこれはあだち充さんの作品にも共通だなと思っています)

さて今巻ですが今まで亀の如し歩だった長女の幸と次女の佳乃の恋愛がついに動き出します。

動き出すというかようやく相手からの回答が返ってきた感じかな。

そしてラスト、

三女の千佳にも思わぬ展開が待ち受けていて珍しく引きで次巻早く!となる感じでした。

7巻を読んでいて改めて思うのが

この漫画って特別なことはなにも描いていないんですよね。

誰にでもある普通の日常を淡々と描く。

でもそれがきちんと物語として成立している。

だって彼氏と別れたり付き合ったり、

進学で離れ離れになったり

人が死んだり

誰かが生まれたり。

それって本当に当たり前のことじゃないですか。

そしてこの漫画はそれを描いているだけ。

なのにこんなに面白い。

つまり誰の人生もエンターテイメントになりうるほどのストーリーがあるんですよね、きっと。

でも物語を作るときに

普通の人生を描いてもつまらない。突飛な設定やキャラクターが必要なんや!とみんなが思ってします。

もちろんそういう要素を求めている人だっていますが

そうじゃなく、

きちんと人生や生活を描くことで

物語を成立させることもできるんだなあという発見がありました。

あと日常を描くことでキャラクターのセリフが自分ごとしやすいという利点はありますよね。

普段の生活にリンクさせることができるので共感を得やすい。

作者の吉田秋生さんが人に刺さる言葉を考えることのできる力を持っているということはもちろんなのですが。

日常はエンタメだ。ということに改め気づかせてくれる作品だなあと思いました。

7巻の感想が全然なく

この作品の感想みたいになってしまい恐縮ですが今回がこんな感じで。

したっけ、またね!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です