トヨタの躍進に見る広告会社の危うい未来

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本日のNews Deep Diveはこちらの記事。

トヨタ、2017年以降のモデルから車載通信機の搭載率を高めビッグデータをグローバル管理

皆さんご存知、日本が誇る世界一の企業。トヨタですね。

VWが自滅したことにより、

トヨタの地位は現在揺るぎないものになっているかと思います。

さて記事の内容ですがざっくり言うとこんな感じです。

・トヨタは米国で2017年以降のモデル切り替えから車載通信機(データ・コミュニケーション・モジュール。以下DCM)の搭載率を高め、順次米国以外の地域にも対象地域を拡大していく

・DCMとは車両データの送信を可能にし収集データを製品開発やアフターサービスに活用することのできるシステム

・DCMによって収集した膨大なデータ処理を行なうため現行のトヨタ・スマート・センター内にトヨタ・ビッグデータ・センター(以下、TBDC)を構築し、DCMから収集されるデータの解析、活用、各種サービスへの展開を行なっていく

簡単に言うと車両がどこを走っているのか?どんな人が乗っているのか?渋滞は起きているのか?といったデータを収集し、各種サービスに活用していきますということかなと。

僕がこの記事を見て気になったのは、

このように顧客データを集めることができる(そしてそれが顧客のメリットになる)事業会社は

単にモノを売る会社を飛び越えて

広告配信のパブリッシャーになっていくんだなあということ。

どんなメディアよりも精緻なターゲティングを可能にするユーザーデータを確保するとができるんだからそれって当然ですよね。

これまでは例えばトヨタであれば単に車の開発にしか生かすことができなかった自社データを

デジタルの発達に伴い様々な用途に使うことができる。

新たな収入源を得ることができるという意味でもはや事業会社がメディア側になることになるという中々面白いかつ広告会社的には怖い状況だなあと思います。

だってメディアで儲けていた代理店ビジネスが原価もろバレな状況になるわけですからね。

こうやってみると自社の特徴的なデータを持つことができない代理店はこの先本当にどうやって稼いでいくのかを真剣にかつ早急に考えていかないと総じてただの作業屋(しかもそれもコンピューターにどんどん侵食されていく)になってしまいます。

どうすればいいのかなー。でも一つ言えることはブリーフを貰ってからアウトプットを作っていくのではなく、

一緒にブリーフを作っていくくらいの存在にならないといけないんでしょうね。

そんなことをこの記事をみながら思いました。

したっけ、またね!

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