『宇宙兄弟 27巻』小山宙哉:『宇宙兄弟』らしさ全開

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本日は僕が読んだ漫画の紹介記事。

大人気漫画、『宇宙兄弟』の27巻の感想です。

それにしても『宇宙兄弟』ももう27巻ですか。

2008年に連載開始のようなので、

もう7年もやってるんですね。

その間に、アニメ化、実写化、アニメ映画化とまさに大ヒット漫画の王道のようなメディアミックス展開。

主人公の南波六太を小栗旬が演じたのは結構衝撃でしたね。笑

さてこの27巻ですが、

六太が想いを寄せる、

同じ宇宙飛行士の伊東せりかにスポットが当たっています。

現在、国際宇宙ステーション(ISS)での任務にアサインされ、

自分の父が亡くなる原因となり、そして六太を(そしてこの漫画のもう一人の主人公、六太の弟である南波日々人を)常に支え、応援していた天文学者の金子シャロンが現在犯されている病気である筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬の実験を行っているせりか。

実験が上手くいかず、苛立つせりかに対し地球から予期せぬ知らせが届きます。

それはせりかが特定の製薬会社から金銭を受け取ることと引き換えにその会社の利となる実験をしているのではないか?という疑惑。

この全く事実とは異なる噂に日本の国民は敏感に反応。

対応に窮したJAXAはせりかに対しALSの実験中止を通達します。

このエピソードですが、

作者の小山さんが意識しているかは分かりませんが、

なんとなく昨年話題になった小保方さんの件を思い出しますね。

いや実際に虚偽があった件とは諸々事情は異なりますが、

一度疑惑が噴出したら、

事実どうこうではなく過剰に騒ぎ立てる現代の人々の悲しい習性とか。

個人が発信するということがより簡易になり、

その結果自分の発言に責任を持たない人が世の中に増えていることを小山さんなりに皮肉っているんだろうなあと。

せりかが実在の人物で、

もしこのような噂が立った場合、

確かにこんな自体になってしまうんだろうなあといことが容易に想像できてしまいますね。

「人の悪口を仲間内でいうのは凡人。言わないのは賢人。不特定多数にいうのは暇人。」

JAXAの茄子田理事長のこの発言はまさに的を射た言葉ですね。

茄子田理事長はただのダジャレ好きのおっさんという訳ではないということがこれで証明されましたね!笑

またこの巻では、

『宇宙兄弟』に漂っていたマンネリ感が解消されたなあと個人的には思いました。

最初は六太の宇宙飛行士になるという過程を、

次は日々人の月ミッション、

そして六太の月ミッションへのアサインまでの過程と実際に任務までを大きくは描いてきたこの漫画ですが、

描くテーマがすこし広がってくるとともになんとなくだれてきている感じが僕はしていました。(あくまで個人の感想ですが)

だけど、この巻では『宇宙兄弟』の本筋であるミッションに関わっていることはもちろん、

キャラクターが逆境に立たされても自分の信念を曲げずに立ち向かっていく様(そしてそれは六太や日々人を通してこれまで描かれてきたこと)をこれでもかというくらいしっかりと描いています。

こういう所が『宇宙兄弟』に感動してしまう理由だと思うので、

このせりかのエピソードもまあ泣きそうになりますね。

この漫画のラストが六太と日々人が月に並び立つシーンだと僕は思っていいて、

それをどう描くか?今後はどう展開してくのか?など気になる点は満載ですが、

小山先生ならファンが求めている『宇宙兄弟』らしさを失うことなく描いてくれるだろうなあと思います。

個人的には久しぶりに『宇宙兄弟』らしさを感じることのできるこの27巻。

ぜひ、読んで!感動して!泣いてください!笑

したっけ、またね!

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