『広告コピーってこう書くんだ!読本』谷山雅計:企画を仕事にする全ての人へ

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今週の書評はコピーライターの谷山雅計さんの著書、

『広告コピーってこう書くんだ!読本』です。

この本を読むのは実は二度目。

谷山さんは、元博報堂、現在はフリーのコピーライターとして活躍しているお方で、

有名な仕事にJR東海の「消えたカニ道楽」や新潮社社の「Yonda?」など誰もが知っているキャンペーンに携わっています。

広告業界のトップクリエイターであり、

コピーライターという職業が最も輝いていた最後の時代の象徴のような方な気がします。

糸井重里や仲畑貴志の活躍によって

コピーライターが最もセクシーな職業だった時代が確かにあったようですが

今の時代は

データアナリストやグロースハッカーがそれに当たると言われています。

世の中にコンテンツが溢れ、

コピーライターがどんなに素晴らしい言葉を考えても

そもそも、その言葉を見てもらえないの今の時代。

では、

最早コピーライターという存在は必要ないのか?といわれれば勿論そんなわけはなく、

彼らの役割が、

人をどのように具体的に動かすのか?どんな仕掛けで世の中に広めていくのか?

ということを考えることにシフトしているのかなと。

で、それを達成するための方法、ヒントがこの本の中には詰まっていると今回久しぶりに読み返して感じました。

本書には様々な「発想体質」になる方法が書かれていますが、

僕が最も大切なことだなあと思ったことは

「なんかいいよね禁止」と「コピーは描写じゃなく解決」という2点です。

「なんかいいよね禁止」とは世の中に溢れているあらゆる作品に対して、

なんかいいなーという感想を持つのではなく、

なぜそれがいいのか?ということを常に考えるようにするということです。

これを意識するのってなかなか難しいというか、

つい忘れちゃうのですが、

僕もできるだけ実践しています。

そう考えながら世の中を見渡すと、

自分がいいなあと思うものに一定の法則があることが分かって面白かったりもします。

続いての「コピーは描写じゃなく解決」。

より実践の際に生きてくる考え方かと思いますが、

コピーを書く目的は美しい言葉で商品や場を描写することではなく、

それらが抱えている課題を解決することにあるということです。

コピーを書き始めたばかりの人は、

「美しい言葉を作り出してやる!」と思っている人が多いようですが、

それはただの自己満足で。

そうではなく、

きちんと解決になるような言葉を考えなくてはいけないということを書いていました。

この二つって別にコピーライターの人にだけ言えることではなく、

これを意識して仕事をすることは

企画の仕事をする人間にとって必須事項な気がします。

コピーライターに限らず、

発想体質になりたいすべての人が一度は読んでおくべきおすすめの一冊です。

したっけ、またね!

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