『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』森岡毅:狙いを絞る重要性

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今週の書評はUSJのCMO、森岡毅さんの『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』です。

この本読むのは2回目ですが、

何度読んでも面白い!

ビジネス書としてだけでなく、

ノンフィクションとしてもとても秀逸な作品だと思います。

内容としては森岡さんがUSJに転職してから実施してきた様々な施策について解説しながら

どのようにアイデアを考えてきたのか?という思考の流れを書いている感じ。

第6章に関してはアイデアを生む方法に関して注力していますが、

基本的には2011年から2013年までの仕事を詳しく説明してくれています。

僕は大学時代、大阪に住んでいて

森岡さんが本書で書かれている時期にもろ被っているのですが

確かにこの頃、

友達が「USJ、めっちゃ楽しい!」と口を揃えて言っていたのを覚えています。

僕自身はこういうテーマパークの乗り物が苦手で、

行ったことはなかったのですが。笑

この満足度の高さはなんなんだろう?と当時不思議に思っていたのですが

その秘密、

顧客満足度の高さを生んでいた戦略がこのように考えられていたという裏話を知ることができるのも本書の良い所ですね。

森岡さんはもともとP&Gにいたそうなので、

バリバリのマーケッターなのですが、

僕のイメージするようなストラテジックな頭だけでなく、

きちんと戦術の部分も落とし込んで考えることができるという意味で

僕が将来的になりたい人物像にとても近いなあと思います。

僕はどちらかというと戦術部分からこの業界に入ったので、

現在戦略部分を鍛えなくてはと思っている所なのですが。

森岡さんが本書で書かれているアイデアを生む方法は、

実は戦略部分をきちんと考えることができる人だからこその手法なのではないかと思います。

つまり良いアイデアを出すためには、

目的を達成するためにどんなアイデアである必要があるのか?

そしてどこの部分に注力して考える必要があるのか?きちんと絞ること。

この2点をしっかり行う必要があると書かれています。

これらを簡単に言うと、

友達を喜ばせたいという目的があったときに、

では友達を喜ばせるためにどのような方法があるのかをその友達の性格を考慮しながら考え(ものを買ってあげるの?どこかに連れていく?人を呼ぶ?)、

その後きちんと戦略を決めた上で、

例えばものを買ってあげると決めたなら、

何を買ってあげれば良いのかを考えるという手順を踏んでいくことが良いアイデアを生む方法だということです。

ここに書いている通りですが、

この手法はアイデアである戦術の前に戦略部分を緻密に考えなくてはいけないことが良くわかります。

要はやみくもに考えた所で良いアイデアを生むことは不可能で、

狙いを絞って考えていくことが重要なんだよ!ってことですね。

森岡さんは戦略部分のプロフェッショナルであるからこそ、

戦術面も上手くいっているんだなあと読んでいて思いました。

僕もアイデアを考えるとき、

確かに狙いを絞って考えているのですが、

中々それが上手くいかないのは絞り方がまだまだだからなんだろうなあ。

今いる部署ではそこがすごく鍛えられそうなので、

この考え方の元、

引き続き頑張っていきたいと思います。

したっけ、またね!

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