『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』松浦弥太郎:自分の基準をつくる指南書

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今週二度目の書評。

松浦弥太郎さんの『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』です。

松浦さんは雑誌『暮らしの手帖』の編集長を長年勤めていた方で、

今はcookpadの新メディア「くらしのきほん」の運営をされているようです。

現Newspicksの編集長、佐々木紀彦さんが東洋経済から移籍したように、

これからの時代は紙メディアからWEBメディアにフィールドを移す人が本当に増えてくる予感。

こういう人たちって紙はもうだめだ!これからはWEBだ!みたいな発想をしているわけでは決してなくて、

単純に自分が編集したもの、つくったものをより多くの人にみてもらうってことを考えたときにじゃあこれからはWEBでコンテンツを発信していく必要があるよね。っていう風に単純に考えているんだと思うんですよね。

僕なんかはいまだに紙メディアへの憧れみたいな感情があるのですが、

長年、紙をやってきた人からするとWEBってやったことない!面白そう!って感じなんだろうなあ。

これからの時代ってメディアの垣根ってあんまり気にする必要ってないんだろうなと僕は思うんですよ。

もちろんどのメディアで発信するかによってクリエイティブのつくり方とかは変えていかなきゃいけないんですが、

別にテレビ局が紙メディアつくったっていいし、

それこそWEBメディアが番組つくったっていい。

ようはどれだけ多くの人にとって価値のあるコンテンツをつくることができるのか?ってことが重要で、

俺たちはこれしかやらないよ!って媒体は総じて価値を失って淘汰されていくんだろうなあと。

これまでのような、媒体にあったコンテンツをだけをつくっていればそれで食っていけた時代が、

スマフォが登場し誰もが大好きなメディアが消えてしまったことによって終了してしまったからこその流れですね。

なんだか前置きが異常に長くなってしまいましたが、

そんな時代の流れを察知し、

なおかつ

WEBメディアという新しいフィールドでも「くらし」をテーマにコンテンツを発信する松浦さん。

今作はそんな松浦さんが考える、

自分が25歳ならこんなこんなことをやっておきますという項目を50並べ、

それを解説していくという内容になっています。

当然、なるほどなあと思う部分と、

ちょっとそれは違うんじゃないか?と思う面、

どちらも存在するのですが、

僕がこの本を読んで一番感じたことは「自分を持つ」ということの大切さ。

ただなんとなく、適当に生きたって人は成長しない。

日々生きていく中で、

自分はこういう基準で物事を考え、行動しているんだということを意識して振り返ることが大事なんだろうなあと。

なぜならそれが本当の意味での「考える」に繋がるからなんですよね。

判断すると考えるは違うものだと僕は思っていて。

人生は判断の連続で

ともすれば人は適当に物事を選択しがちな生き物です。

そんなときに自分の基準を設け、

本当の意味で考えて決断していく。

それをきちんと実行していくための参考図書、一例を示してくれるのが本書の価値だなと思いました。

僕ならこうするけど、君たちはどうする?という松浦さんからのクエスチョン的な一冊だなと。

もしかしたら著者の意図は全然違うかもしれませんが、

自分の基準をつくるという視点でこの本を読んでみてもいいかもしれませんよ!

したっけ、またね!

 

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