Mr.Childrenのニューアルバム『REFLECTION』プロモーション紹介(前半)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

さて、今回は普段とはちょっと違った形の記事となっています。

僕の中で世界一新曲を楽しみにしているバンド、Mr.Children。

彼らが6月4日に発売した待望のニューアルバムが音楽業界の常識では考えられない手法でプロモーションをしていました!

正直本当に驚くべき手法で。

これは伝えるには普段のフォーマットではなく、

特別バージョンでなくては!と思いこのような形になっております。

 

 

 

 

 

 

さて、彼らの今回のアルバム発売に関して革新的なことは大きく二つ。

一つはアルバム発売の前にアルバムタイトルと同名の全国ツアーを実施しているということ。

つまりツアーに参加している客は、どんな曲かを事前に全く知らない状態でライブに行くということになります。

これは普通のアーティストであれば怖くて怖くて絶対できないことのはずです。

なぜならほぼ100%全編通して盛り上がらないから。

どこがサビかも分からない。歌詞もほとんど聞き取れない。

そんな状態で盛り上がれという方が難しい、オーディエンスにとってもバンドにとっても本当に過酷な状態です。

そんな中でミスチルが上手いのは、まず彼らの熱心なファンに向けて施策を実施したこと。

具体的にはツアーの開催を発表する前、ファンクラブ会員という彼らの本当に熱心なファン限定で小箱でツアーを実施し、

そこで数曲、ニューアルバムから曲を披露。

彼らは熱心なファンのため当然のように、新しい曲に関しても本当に好意的な反応を示します。(それは今回の新曲がどれも本当に素晴らしいからということもありますが)

ブログやTwitter、Facebookで連日、ミスチルの新曲素晴らしい!ニューアルバムは最高傑作という声があがり、

ファンクラブツアーに参加できなかったファンたちも一様にウェルカムな状態になりました。

あれだけ熱心なあの人が絶賛している!これは次のツアーは素晴らしいに違いない!という風に。

そしてツアー発表の後、彼らはそのファンクラブツアーの様子を映画化して期間限定公開。

これで事前に期待値がマックスになっていたファンは当然、映画を見に行き、曲の素晴らしさをまたもや様々な所で語ります。

そうすることで、ミスチルライトファンやそこまで興味のない層もにまで徐々に徐々に今回のツアー、ひいてはアルバムの素晴らしが伝わる構造を意図してつくり出しています。

このやり方は本当に上手で、

以前にも紹介した佐藤尚之さんの『明日のプランニング』で紹介されているやり方そのもの。

つまりまずはコアのコアファンに向けて伝え、強力な熱を生み出し、

そこからそれを映画の発表で広げる。

そしてこれだけ周りで騒がれているツアーなら是非参加したいという流れをかなりライトなファンにまで広げた後に、

ツアーファイナルの当日、

満を持してニューアルバム『REFLECTION』の発売。

これは売れますわ。笑

これがもし普通にアルバムを発売し、そこからツアーを行うという従来のやり方だったらどうなっていたでしょう?

今回のアルバムの完成度の高さ、タイアップの豊富さからいって当然ながらある程度の売り上げは確保できたでしょう。

しかしこれだけファンが熱狂し、人に自ら伝えるという構造が長く続くことはなかったであろうと思います。

おそらくファンのやっぱりミスチル最高という声も、「ハイハイ、まあそれはそうだよね」で終わり、

今のような長いスパンでの話題化ということは難しかったと思います。

本当に熱心なファンをまずはもてなし、彼らしか曲を聞けないという状況をつくりあげたことで、

継続的な声が生まれる仕組みを作り上げる事に成功したのが大きいなと。

ミスチルは曲が素晴らしいのも当然、当然なのですが

世の中に話題を提供するということにも非常に力を入れています。

前々作の『SENSE』のときは、タイアップ一切なし。

事前のメディア露出もほぼなく、

WEBサイトにそれらしきワードを散りばめているのみ。

これが発売の当日までずっと続けられたことで、

逆に話題になるという自体になりました。

これは桜井和寿さんの考えなのか、

はたまたレコード会社のやり方なのか、

その辺は良く分かりませんが、

とにかく話題のつくり方がとても秀逸なバンドだと思います。

ただこのやり方もMr.Childrenという日本最高のモンスターバンドだからできるということも大いにあって。

当然メジャーデビューすぐの新人がこの手法を取ったところで、

そもそものファンの熱も数も違うのだら、

全く広がらず、話題にならず終わらと思います。

ただ自分たちの状況を客観的に見極めて、

常識にとらわれず最善と思われる手を打つことができるのは実は本当にすごいこと。

そういう意味でMr.Childrenの凄さを改めて思い知ったプロモーションでした。

ここから革新的なことその2にいこうと思ったのですが、

今ブログ史上最長の長さになってしまったので

前半戦はここで終了します。笑

ちなみに今回はプロモーションに絞った内容になっていますが、

そのうちレビューもしたいと思っていますのでそちらもお楽しみに。

したっけ、またね!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です