『はじめての編集』菅付雅信:編集はメディアに捉われない

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今週は菅付雅信さん、『はじめての編集』を読みました。

実は僕、高校時代は編集者になりたいなあと思ってたんですよね。

昔から本が好きで、本をつくる人になりたい!と漠然と思っていて。

結局、メディアすべてを手法として使うことのできる広告の面白さを大学時代に知って、

就活のときは出版社を一つも受けないという昔の自分が聞いたら呆然とするようなことをしたのですが、

今でも雑誌が好きだし、本が好きだし、本屋が好きだし。

なので編集者という肩書には憧れの気持ちがかなり強いんですよ。

そんな中この本を読んでまず一番に感じたことは、

結局、今僕がやっていることって編集者の仕事と変わらないじゃん!ってこと。

菅付さんは本の中で、編集のことを「企画を立て、人を集め、モノをつくること」だと定義しています。

別にそれは本や雑誌というメディアに捉われるわけでもなく。

今や編集という仕事の領域は拡大していて、

イベントや空間、デパートなどの商業施設も編集の仕事になっているとのこと。

そんな中で今僕がやっている広告の仕事も、

メディアの枠をもはや飛び越えて、

企業の課題を解決するために企画を考え、人をアサインし、モノをつくっている。

要は僕が高校時代に考えていた編集者の仕事は本当に旧態依然としたもので

今の時代、

なにかとコミュニケーションするために編集者の仕事も広告の仕事も垣根がなくなっているんだろうなあと。

まあ菅付さんが定義する編集者ばかりが出版社にいるとは限らないと思いますし、

メディアに捉われている人はむしろ代理店にたくさんいると思うので

結局はネーミングの問題でしかないんでよね。

編集者だろうがプランナーだろうがクリエイターだろうが、

相手になにかを伝える仕事をしている人は、

結局しなくてはいけないことが一緒になっていくということを感じました。

またそれ以外に印象的だったのは、

デバイスやテクノロジーが発達し、個人がメディアになることができるこの時代において

自分という存在そのものが一つの編集物なんだという内容。

自分をどう見せるか?どんなふうな人生を生きたいのか?という視点から

自分自身を編集していくという考えを持つことが大事だという指摘は、

ちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』でも同じことをいっており、

今の世の中=市場の中で自分を生かせる強みは何か?なりたい自分になるためにどうすればよいのか?を考えることができる人間が

より人生を楽しく生きることができるんだろうなあと。

なのでこの本は出版社に勤めているような人だけが読む本では決してなくて、

自分をどう発信するのか?コミュニケーションをどう捉えていくのか?ということを日々考えている人にとっては

誰でも示唆に富んでいる本だと思います。おススメです!

したっけ、またね!

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