『売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則』アル・ライズ, ジャック・トラウト:戦略を見直すきっかけの一冊

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今回のこの本。

企業のマーケティング担当者の中でどのくらいの人が読んでるんですかね?

あるいは読んでいても、大企業のしがらみでそれを実行に移せないのか?

そのくらいこの本を読んだ後は、企業の戦略を大きく見直す、少なくともきっかけにはなるんじゃないかと思います。

著者はアル・ライズとジャック・トラウトのお二人。

自社製品を市場でどのような立ち位置に置くことができるかが重要であるという「ポジショニング戦略」を提唱した方々です。

そんなお二人の本なだけあって、

やはりこの作品の内容も、マーケティングの肝は商品そのものではなく商品を生活者がどのように知覚しているかが重要である、ということを前提にして22もの不変の法則が語られていきます。

初版は1994年。

それから20年もの年月が経っていますが、

やはり「法則」とタイトルに着いているだけあって2015年の現在でも内容に全く古さを感じません。

まあ考えてみれば当たり前で、

商品そのものに価値があったかつての時代って、

市場が成熟しておらず商品によって機能が全く異なるとか、一つの商品の革新性がとんでもないインパクトを持っていたとかそんな時代だと思うんですよ。

でも、そんな時代は1994年のときにはすでに終わっていて。

ときが経ち、2015年の現在なんて超成熟市場の真っただ中。商品ごとに機能性の差なんてほとんどない。機能性で独自のポジションを築くなんて不可能!

そんな時代だからこそ、

この本で語られている不変の法則がより価値のあるものにみえるんだろうなあと思います。

逆に言うと、1章で語られている「一番手の法則」に関しては前提としてありつつも様々な商品であふれかえっているこの時代にはかなり難易度が高い法則かなと。

2章で語られる「カテゴリーの法則」、つまりこの商品はどのカテゴリーで1番手になりうるのか?そのカテゴリーがないならそれをつくり出す必要があるという考え方が、より今の時代になくてはならないものだと思います。

また15章の「正直の法則」。

この本ではどんなメッセージを発するかという観点で語られていましたが、

ソーシャル時代、みんな丸裸時代の今ならば、

企業が普通に持っていて当然のものになっているなあと。

そうはいっても、実行に移すのは大変なんだよ!という方もいるとは思いますが、

宣伝・マーケ・広告に携わる人間ならば一度は読んで、頭の中の引き出しに入れておきたい1冊ですね。

しったけ、またね!

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