『ビジョナリー・カンパニー 2』ジム・コリンズ:時代を越えた普遍性

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ちょっと前にブログにも書きましたが、

ジム・コリンズ著の『ビジョナリー・カンパニー 2』を読みました。

昔から経営関連の名著として名前は聞いていたのですが

若干とっつきにくそうだなあと思っていて(情けない話ですが)まだ読んではいませんでした。

しかし佐々木紀彦さんの『日本3.0』の中で紹介されていたことをきっかけに(ちなみに『日本3.0』の書評はこちら)購入。

その面白さ、シンプルながら的を射てる感に驚きました。

もっと早く読んでおけばよかったと若干後悔するほど。

“良い企業は偉大な企業になれるのか?そしてどうすればそうなれるのか?”をテーマに5年もの長期に渡って調査を実施。

フォーチュン誌のアメリカ大企業500に登場した企業を対象に

株式運用成績が15年間市場並み以下の状態が続き、

転換点の後は一転して15年以上市場平均の3倍以上となった11社を選出。

それらの共通点を比較対象企業のデータも加味しながら探り

偉大な企業はいかにして成り得るのかを解き明かした一冊です。

偉大な企業となった11社には以下の7つの点が他の企業とは異なっていました。

– 第五水準のリーダーに率いられている

– 最初に人を選び、その後目標を決めている

– ストックデールの逆説に従っている

– 針鼠の概念を持っている

– 規律の文化が存在している

– 技術を促進剤として捉えてる

– 弾み車の概念を守っている

それぞれの詳細な説明は本書を読んで頂ければと思うのですが

僕がこの本を読んで一番に感じたことは

これは企業だけでなく人間にも当てはまる概念だということ。

得にストックデールの逆説(厳しい現実を直視しつつ、一方で必ず勝つことができるという気持ちを失わない)や

針鼠の概念(三つの主要な側面、情熱を持って取り組めることか・経済的原動力になるものは・自社が世界一になれるものかを深く理解し、その上で自分の進めべき道をシンプルな概念に落とし込むこと)に関してはまさにそう。

自分をきちんと見つめ直しつつ

自分が本当に目指すべきものはなんなのか?をしっかり見つめることが重要であるということですね。

これらを達成することで第五水準のリーダーになるることができるというのも当てはまっていると思います。

そしてこの本が突出して素晴らしいのは

定量的なデータから全ての議論が出発している点です。

厳しい基準を設けて500もの企業を調査することで

圧倒的な説得力が生まれているんだと思います。

時代を越えて普遍性のある概念が詰め込まれた一冊です。

ああ、次は『ビジョナリー・カンパニー』の方を読もうかなあ。SONYが取り上げられているらしいし。

最近、前にもまして読書が楽しいです。知識欲が溢れている。

したっけ、またね!

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