「もし日本電産がなかったら」:社員を最強のエバンジェリストにする施策

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久しぶりに本職の広告の話をば。

正月が基本家にいてテレビを見てたんですが

フリークエンシーどうなってんだ?ってくらい同じCMによく当たった気がします。

長澤まさみのクボタとかピコ太郎とかマツダとか。

その中でなんとなく印象に残っていてかついいイメージだったのがこちらのCM。

http://www.nidec.com/brand/

YouTubeにアップされていなかったので公式サイトのリンクですが日本電産のCMです。

日本電産って企業、

全然馴染みがないなあと思ったのですが永守重信社長は有名ですよね。

著作もたくさんありますし

日経ビジネスなんかでインタビューに答えているの見た覚えがあります。

ソフトバンクの社外取締役でもあるんですね。

日本電産は京都が本社の企業で

主にモーターやファンなどのB to B向け機械メーカー。

HDDのモーターは世界でのシェア8割を超える優良企業です。

決算の資料を眺めてみると

リーマン・ショック後の2012年に営業利益が著しく下がってるんですが

そこからの構造改革により6年連続で利益を伸ばすことに成功しているようです。

そんな日本電産のCMですが分かりやすい「存在問いかけ型」の構造になっています。

“もし日本電産がなかったら”をコンセプトに

日常の中でこの会社がない場合のデメリットを描き

日本の社会に日本電産が如何に貢献しているかを表現した内容です。

企業特色からいって

このCMはインナー向けという部分が大きいのかと思いました。

B to Cの企業と違い

B to BはCMを打ったからといって直接売上には貢献しにくいことがほとんどです。

そして社員の方も

自分がどんな風な会社で働いているかを説明しにくいというジレンマを抱えていることが多かったりします。

そこで正月というテレビ視聴が上がるタイミングを狙ってCMを打つことで

社員モチベーションの向上を狙ったのかと思いました(もちろん営業トークにも使えるとは思います)。

正月にB to B企業のCMが意外に多いのってこれが理由だったりするんですよね。

社員が実家に戻って

家族や友人に俺の会社はあのCMの会社なんだということができる。

こういう配慮が会社への愛着につながるんですね。

自社の社員を通して

会社のブランディングを進めるということは

実は一番コスト効率がいい施策なのかもなあなんて思ったりもします。

社員が最強のエバンジェリストとして機能するって最高ですよね。

こんな感じでこれからは定期的にCMの構造分解もしていきたいなあと思っています。

したっけ、またね!

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