『<インターネット>の次に来るもの』ケヴィン・ケリー:避けられない未来で勝つプレイヤーとは?

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久しぶりに書評を書きたいと思います。

今回読んだのはケヴィン・ケリー著の『<インターネット>の次に来るもの』です。

ケヴィン・ケリーは最新のテクノロジーやデジタル情報を紹介する雑誌、『WIRED』の初代編集長を務めた方。

現在でもニューヨークタイムズやタイムなど

数々の有名メディアに執筆をされている人です。

インターネットの登場、スマフォの普及、電子機器の小型化・低価格化、VR・AIの進化によって

この後もたらされる不可避の未来を

12のテーマから紐解いた本作。

BECOMING、COGNIFYING、FLOWING、SCRENING、ACCESSING、 SHARING、 FILTERING、 REMIXING、 INTERACTING、TRACKING、QUESTIONING、  BEGINNING

この12のテーマそれぞれがインターネットで世界中がつながり、

デバイスがあらゆることに耐える環境が整ったことによってこれから起こる現象を語る上で避けることのできないキーワードです。

個人的に面白かったのは

所有の概念から共有の概念へと今後ますます進んでいくだろうことを語っているSHARINGの章と

人の生きるあらゆることをTtackできるようになることを語ったTRACKINGの章。

共有というのは今の時代のサービスでもホットワードだと思いますが

課題をみんなで共有し

その解決策を全員で探っていくという未来の仕事の進め方は中々興味深いなと思いました。

給料の傾斜付けとかどうすんねんと思いつつ、

効率論を考えれば一理あるなあとか。

でも機密保持の面はどうクリアしてくんだろうとか。

審査を通った人だけが加入できるクラウドソーシングとかが複数乱立する時代なのかもなあとか。

今の自分の働き方自体が

20年後にはとても非常識なものになっているのかもと考えさせられました。

またTRACKINGの章は

個人的に自分の一生や考えたこと、読んだものや感じたことを

どうすれば残していくことができるんだろうと考えていたことなので

とても興味深かったです。

ウェアラブルデバイスを飛び越し

自分の体の中にトラッキングデバイスを埋め込み

体の調子だけでなく

見たときに興奮したものを自動的にタグ付けしたりしてくれて

それが自身のクラウド上に常に保存されていく。

そんな時代があればめちゃめちゃ面白いなと。

そしてそのときに一人一人のデータはあらゆる企業や国にとってみれば宝の山だし

それを管理するプラットフォームを作り上げた存在が次の時代の王様なのかもなと思いました。

今その座を巡って凌ぎを削ってるのが

Googleであり

Appleなんだろうなと。

またそれらのデータをもとに世界的な混乱や大災害をあらかじめ予測することができるんじゃないだろうかと思ったり。

こうやって考えると

今僕らが持っているスマフォは

僕らの個人情報という宝の山を企業に提供するためのプラットフォームで

それを人に持ってもらうため(そうとは知らず)にコンテンツをいろんな企業が作っているんですね。

だからこそソフトはどんどんオープン化してみんなに面白いものを作ってもらい

プラットフォームの権利だけは独占する。

こう考えると先行するGoogleとAppleに勝てそうなプレイヤーが正直見当たらない気がするなあ。

可能性としてあるのはFacebookとAmazon?

でもアセットからして一次情報を獲得する限界がありそうだし

結局今デバイスを抑えているGoogleとApple最強説だなあと書いていて思いました。

12の章があるので読んだ人それぞれでひっかかりがある部分は違ってくると思いますが

テクノロジーが自分の生活に欠かせないものになった今、

誰が読んでもこれから先の将来に

なにかしらの示唆を得ることができる一冊だと思います。

内容も非常にとっつきやすいのでオススメです。

ぜひ一読してみてくださいねー。

したっけ、またね!

 

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