『生きるぼくら』原田マハ:働くって人それぞれ

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今週の書評は原田マハさんの『生きるぼくら』です。

僕は原田さんの作品は今作が初めて。

面白いという話は結構聞いていたのですが

手に取る機会がこれまでありませんでした。

しかし

たまたま立ち寄った本屋で

書店員さんのPOPをみて

読んでみるかあという気に。

本屋の良い所はまさにこういう偶然の出会いですよね。

アマゾンでは起こり得ないこういう出会いを求めて

僕は本屋に足を運ぶんだと思います。

さて

この『生きるぼくら』という作品ですが

主人公は24歳のひきこもり、麻生人生です。

学生時代のいじめが原因でひきこもるようになり

母親の稼ぎで生活することが当たり前になっていて

やることといえばネットゲームや掲示板への書き込み。

そんな人生の母親が一通の手紙と年賀状だけを残して突然いなくなってしまう所から

物語は始まります。

年賀状を頼りに、子どもの頃に大好きだった蓼科に住む祖母の元を訪ねる人生。

祖母のマーサと血の繋がらないもう一人の孫であるつぼみとの奇妙な3人での生活を通して

ひきこもりだった自分を脱却し

成長していく過程を描いています。

わかりやすい成長物語なのですが

街のみんなから愛されているマーサおばあちゃんのキャラのおかげで

僕は楽しくこの物語を読むことができました。

自分の祖母に重ねながら

もっとおばあちゃん孝行したいなあ何てことを思いつつ。

仕事を始めながら

マーサおばあちゃんの田んぼで米づくりを始める人生に尊敬の念を抱きつつ。

ただどうしても人生とつぼみの今時の言葉遣いに微妙に違和感を感じてしまったのが残念ですね。

確かに今の人はこんな感じで話しているのですが

僕は物語の中では

綺麗な日本語を読みたいなあと思ってしまうタイプなので。

ただ就活なんかで悩んでいる人が読むと元気がもらえる本かもしれません。

働くってなんだっけ?ってことを改めて考えさせてくれるシーンが多々出てきます。

あとこの本を読むと蓼科にいきたくなる!

長野かー、この前行ったばかりだけどもう一回行きたいなー。

ページ的にもそんなに多くないのでサクッと読めますし

ほっこりしたい気分の時にはいい一冊だと思いました。

したっけ、またね!

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