『戦略読書』三谷宏治:自身の読書に革命を

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本日の書評はさん著の

『戦略読書』です。

僕はこの本を代官山の蔦屋書店で発見し

タイトルのジャケット、そしてその分厚さになんだか惹かれ

即買いしてしまいました。

やっぱり本屋はこういう出会いがあるからいいですよね。

作者の三谷さんは

東大理学部→ボスコン→アクセンチュア→フリーランスというキャリアパスの方で

これまで『経営戦略全史』『ビジネスモデル全史』といった本を出版されている方。

東大理学部というバリバリの理系から

ボスコンというある意味文系のコンサルティング会社に就職し

これまでの著書もビジネスや経営など

当然数字は関わるものの

いわゆる理系の本ではないという

僕から見ると少し変わったキャリアを歩まれている方だなあというのがこの本を読むまでの率直な感想でした。

その変わったキャリアの理由というか原因が

『戦略読書』を読めばなんとなく

ああ、こういう頭の構造の人だからなのか!ってのが見えてきます。

本書は

読書という

人によって趣味であり

人によっては自己成長のための行動を

キャリアと照らし合わせて

戦略的に組み立てていくべきであるという提言をまとめているものです。

中でも僕が最も印象に残っているのは

「人(の精神は)は読むものからできているのだ」という言葉と、

それを三谷さんが実感したエピソードです。

三谷さんは子供の頃から根っからの読書好き。

暇さえあれば本を乱読するような少年及び青年時代を送っていたそう。

社会人になり

若手コンサルタントとして

先輩や得意先と対等に仕事をするために

読書好きの三谷さんは

サラリーマン小説やビジネス書を1年で合計200冊以上読んだそうです。

その結果、

職場で人と同じような

しかも中身が凡庸な発言をしてしまうという

彼の中では衝撃的な事件が起きてしまったそう。

人と同じような本ばかり読んでいると

人と同じようなことしか発言できない人間になってしまう。

危機感を感じた三谷さんは

自分の読書に独自の戦略を取り入れ

結果として

現在では多くの著作物を出版し

大学でも客員教授を務めるなど幅広く活躍するようになったとのこと。

僕はこのエピソード、

そのなかでも

「人と同じような本ばかり読んでいると

人と同じようなことしか発言できない人間になってしまう。」という部分が

まさにその通りだと非常に共感しました。

天才は別にして

世の中のほとんどすべての人間は

自分独自の考えや意見なんてものを持っていなく

基本的には誰かと誰かの発言を組み合わせ

それを自分の意見だと思っています。

それ自体は普通のことなのですが

当然その元となる

誰かと誰かの数が多ければ多いほど

組み合わせ方は無限になり

結果として独自の視点というものが生まれるんだと思います。

もちろん母数が少なくても

組み合わせ方や抽出の仕方が面白い人は当然いますし

数が多すぎてもどう組みわせたらいいかわからなくなってしまうってこともあるでしょうが

普通に考えると材料は多いほうがいいですよね。

しかも

他人とかぶらない

独自の材料を数多く抱えている人のほうが

世の中的な価値は高まると思います。

そしてそれを

手軽に取り入れることができる手段が読書なんだと僕は思っていて。

これまでなんとなく自分の頭の中で思っていたことを

この本の中で見事に文字化されていて

本当に驚くと同時に

そうだよ!自分はこれが言いたかったんだよ!という思いがこみ上げました。

僕もひとまず

この本に習って

これまで好き勝手に乱読してきた自身の読書を見直し

将来を見据え

今の時期はなにを自分の中に貯めていくべきなのかを考えようと思います。

取り急ぎ2016年に読んだ全17冊(漫画・雑誌は除く)をみてみると

どうやら現在の仕事に関する書籍が少ないよう。

また古典の部分も今の自分には足りていないと思っているので

これからはその辺りを重点的に攻めていこうと思います。

さらに言うと

本書の魅力は読書に戦略を取り入れるという部分だけではなく

三谷さん自身のお勧め本が非常にたくさん紹介されていること。

ああ、この人は本当に本が好きなんだなあということが分かり、

将来自分も

同じ読書好きとしてこんな本が書きたいなあと思わせてくれます。

自身の読書を見直すきっかけにするもよし。

単にお勧めの本を探す手助けにするもよし。

どちらにせよ読書好きにはたまらない一冊だと思います。

ぜひ!

みなさん読んでみてくださいね!

したっけ、またね!

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