『僕のヒーローアカデミア 8巻』堀越耕平:信念は人を強くする

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本日は漫画の紹介記事。

つい先日アニメの第一話も放送された

週刊少年ジャンプで好評連載中の作品、

堀越耕平先生の

『僕のヒーローアカデミア』です。

その第8巻です。(以前の記事はこちらから)

冒頭は前巻から引き続き、

生徒二人=ヒーロー役vs先生一人=ヴィラン役という設定での期末試験から。

因縁のある爆豪とコンビを組み

師匠であるオールマイトと対峙することになった

主人公のデクは

この試験を突破することができるのか?

他の生徒たちは自らの課題をクリアすることができるのか?

といったところがコミック前半の主な内容。

ただ僕はこの巻の本当に大事な場面は

なんといっても

後半部分の、

ヴィランである死柄木とデクの会話シーンだと思っています。

死柄木は

やっていること=気に入らないものを壊しているだけなのに

どうして前巻で警察に捕まったものの

その思想が世間に衝撃を与えたヴィラン、ヒーロー殺しと比較して

自分が騒がれていないのか?ということに不満を感じています。

そしてその問いに対するデクの答え、

「僕もヒーロー殺しも始まりは…オールマイトだったから」という答えによって

自分の信念を見つけてしまいます。

「オールマイトがいない世界を創り正義とやらがどれだけ脆弱かを暴いてやろう」という歪んだ信念を。

これまでの死柄木は

まあ上記の記述からもわかるように

本当に単なる子供でした。

オールマイトが気に入らない。

正義が気に入らない。

ヒーローが気に入らない。

だから壊すんだ。

という単純な発想。

なぜ自分がそれをしたいのか?という部分まで深く掘り下げていなかったため

自分の行動の根源的欲求がわからず

だからこそ力を発揮できていなかった部分があるんだろうなと。

しかしこれからは

歪んでいるにせよ

きちんとした信念、

なぜ自分はこの行動を起こしているんだという部分を見つけてしまいました。

今後、その信念に従って行動する彼は

おそらくこれまで以上に恐ろしい力をデクたちに振るうようになるでしょう。

完全に敵の主要キャラという立ち位置を確保した死柄木。

ラスボスはおそらくオールフォーワンだと思うのですが

彼がそこにどう絡んでくるのか?

物語を動かすキーパーソンであることは間違いないと思いました。

いやーでもこの展開、

どこかで間違いなくオールマイトの殉職エピソードが来てしまう気がするよなあ。

キャラ的にも

主人公のデクの師匠といいうポジション的にもそれは避けることができない匂いが

ぷんぷんしてきます。

良くも悪くも

『僕のヒーローアカデミア』は週刊少年ジャンプの王道路線漫画なので

なんとなく今後の展開自体は

王道からそれない風になるんだろうなあと思いつつ、

そこから読者をはっとさせるよな驚きを

どう提供するのかって部分は

作者の腕の見せ所ですよね。

そういう意味では

まだ比べる対象ではないかもしれませんが

『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生はすごいですよね。

王道展開から逸れることなく

常に読者にサプライズを提供している。

展開は王道なんだけど

サプライズを演出するキャラに意外性があるからなのかなあ。

なんかその辺が分解できると

面白い漫画を書く秘訣!的なのがメソッド化できそうかも、なんて思いました。

したっけ、またね!

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