『だから仏教は面白い!』魚川祐司:知らないことを知るって最高だ

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今週の書評は魚川祐司さん著の『だから仏教は面白い!』。

魚川さんは東京大学の大学院で仏教を専攻し

その後、ミュンマーに渡り仏教を研究している方。

仏門に入るわけではなく

学問として仏教を研究し

ついにミャンマーにまで渡ってしまう行動力がすごいですね。

最近僕は仏教に興味を持っていて。

最初はお寺とか神社に行くのがなんだか好きで

その後

建築物とか

仏教と神道の違いとかそんなことに興味を持ちつつ

それぞれの宗教の成り立ちとか基本的な考え方みたいなものを知りたいなあと思い

まずは仏教の入門になりそうな本書を手に取った感じです。

帯にも書いている

「ニートになれ。世界を終わらせろ。」というコピーと

大仏のインパクトに圧倒され

ジャケ買いしてしまいましたが

買って本当によかったと思える一冊でした。

ゴーダマ・ジッダールタの教えから仏教徒が目指すものとか

大乗仏教と上座部仏教の違いとか

そういう教養のある人は知っていて当たり前かもしれませんが

僕は全く知らなかったことがわかりやすく説明されていて

非常に読みやすい本でした。

そもそも用語はなんとなく知っていても(輪廻とか涅槃とか仏とか)

それがどのようにリンクしているのかって僕は本書を読むまで全く知りませんでした。

その辺の知識が身につくだけでも

本書を買った意味があるなと。

また仏教が考える

自分の人生を歩むということが

現代の日本人の考えと

真逆のこともとても興味深かったなあ。

普通の人は

自分のやりたいことや

挑戦したいという欲求通りに生きることが自由な人生を歩むことだと捉えると思います。

しかし仏教においてはそれは

欲望という人間がコントロールできないものに支配された人生であり

だからこそ

帯のコピーにもある

「ニートになれ」に繋がってきます。

欲望から解放され自分の人生を自分で選択することの意味が

ここまで違うのかという部分が非常に面白いなあと。

本書を読めば

以外とみんなが知らないあろう知識も身につくし

普通に生きていたら

想像もしない考え方に触れることができて

とてもinterestです。

これを読んで

仏教徒になろう!とか

ブッダの教えに従っていきていこう!とか

そこまで全然思う必要はないと思いますが

単に自身の知識を深めるための書物として非常に良いと思います。

個人的には

魚川さんの

『仏教思想のゼロポイント』も読んで

さらに知識を深めていきたいなあと思ったくらい。

知らないことを知るって

やっぱり最高だなあと思った一冊でした。

したっけ、またね!

 

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